どうも、ナッツです。
以前発達障害のことを記事で書かせていただきました。
今回もその中の1つを取り上げたいと思います。
あのハリウッドスターにもある発達障がいについて
さて突然ですが、皆さんこの方を誰だかご存知ですか?

そうかの有名なハリウッドスターのトム・クルーズです。
トップガンやラスト・サムライやミッション・イン・ポッシブルなどなど数々の映画に出演している世界中の人々が知る大スターです。
ではいったいなぜこんなお話をするかといいますと、実は今日お話しする学習障がいと関係している人物だからです。
学習障がいとは何か?
学習障害とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を示すものである。学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接的な原因となるものではない。
出典:「学習障害児に対する指導について(報告)」学習障害及びこれに類似する学習上の困難を有する児童生徒の指導方法に関する調査研究協力者会議 (1999)
具体的に特徴を挙げますと、
・文字を書けない・読めない
・計算ができない
・言語能力が低い
・集中力が続かない
・推論が苦手
などなどいくつかありますが、これに加えて知的な遅れががないこともあります。
そのため、計算はできても文章は読めない、文字は読めないけど頭の回転は早いといった人もいます。
それでなぜ、冒頭のトム・クルーズが関係しているのかというと...
彼はディスレクシア(難読症、識字障がい)という学習障がいをかかえています。
ディスレクシアは全世界の人口の3~7%ほどに見られ、その内の20%ほどがハンディを感じていると云われております。
意外と結構多くの人が抱えている障がいで、ハリウッドスターでは他にキアヌ・リーブスやオーランド・ブルームといったスターも同じようなディスレクシアであったそうです。
話を戻しますが、トム・クルーズは字を読んだり、書いたりすることできません。(現在は改善されているようです)
小さいころはこのことで彼自身は落ちこぼれだと思っていたそうです。
それでも台詞をテープに録音して覚えるなどして努力をした結果、今のようなハリウッドスターになれたことは本当にすごいことだと思います。
ですので、自分が勉強できないからといって落ち込む必要はりません。
努力次第で人は何にでもなれるとつくづく私は思います。
それに正しいやり方があればなおさらいいと思います。
勉強方法について
学習障害の子どもはただでさえ他の子と比べて学習面で劣っていることを感じてしまうので、勉強をすることでも嫌がることが多いです。
そんな時にどうすればいいのか?
それは、楽しめる工夫をすることです。
例えば昔たくさん書いて字を書いて覚えた記憶はありませんか?
残念ながらこれは学習障がいの子には効果がありません。ただの苦痛です。
勉強をするというよりも、どちらかというと我慢して作業を行う意味合いが強くなります。
なので、その場合は勉強のやり方を工夫する必要があります。
以下のURLから
雨という感じの書き方が載ってますので参照してください。
色はカラフルになっており、問題も書くのが少なく選択するものが多いので、子どもが達成感を得やすいです。
学習の仕方を工夫するだけで子どもの学力は大きく変わると思います。
自分が子どものころに学んだやり方を押し付けるのではなく、その子その子に会ったやり方で勉強を教えていくことが大切であると思います。