スベリスト夏目の歴史からものごとを考えるブログ

現役放課後等デイサービスが伝える発達障害の支援方法や歴史学観点から見た教育や子育て方法について

私たちが普段の生活で使っている言葉曖昧な言葉が多いー発達支援で経験した具体的な言葉の重要性について

どうもスベリスト夏目です。

私は普段放課後等デイサービスで発達障がいの子どもたちと関わっております。

その際に片付けしてといったり、帰る準備してしてと言ったりすることがありますがなかなかやってくれません。

世のお母さん方はそういった経験をしたことがあるかと思います。

実はこれにはきちんとやらない理由があることはご存知でしょうか?

それを発達支援の観点から紹介したいと思います。

目次

1.私たちが普段使っている言葉曖昧な言葉が非常に多い

私たちが普段何気なく使っている言葉って実は曖昧な言葉が非常に多いです。

特に日本語というのは世界から見ても独自の発展を遂げており、表現を読み取るのが難しい言葉が多いです。

例えば、「気持ち悪い」という言葉。

2つこの言葉には意味があるかと思います。

1つは体の調子が良くないこと
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「今乗り物酔いして気持ち悪い」

といった具合に使います。


もう1つは醜いものを指すこと

「あの虫気持ち悪い」といった具合に使います。
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これらはまだわかりやすいですが、

気持ち悪いからやめて」というとどちらの意味にも取られないでしょうか?



今体の調子が悪くて気持ち悪いとも取れますし、たまたま近くにあったともので嫌なものを避けるためな使ったとも取れます。



そういった言葉はニュアンスは大人でも理解しがたいところがあり、ましてや子どもに理解してもらうのは難しいです。



そういった普段使っている言葉で曖昧な言葉を一度見直してみるといいかもしれません。

2.曖昧な言葉を出来るだけ具体的に細かく伝える

子どもに「片付けして」と言っても片付けてくれなかったり、
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旦那さんに「家事手伝って」と言ってやってくれないことってないですか?
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実はこれには原因があります。


それは具体的でないからです。

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私も片付けしてと普段言うことがありますが、子どもはこれではやってくれません。

何をするかわからないからです。

ボールが落ちている、本が散らばっている、紙が散らかっているといったことなどがある場合どれからやればいいのか子どもはわかりません。


何もしないのではなく、何をしていいのかわからないのです。

なので具体的に伝えましょう。


- ボールを緑色のバケツに入れてね

  • 紙を黄色いゴミ袋に入れてね
  • 本は本棚に戻してね

といった具合に具体的に伝えると子どもはわかってくれます。


実際に私自身も具体的な言葉で言うと動いてくれました。


これは家事を手伝ってくれない旦那さんにも「家事手伝って」とただ言うのではなく、



- お皿洗って

  • 洗濯物外から中に入れて


といった具合にやるといいと思います(私の嫁は大体いつもこんな感じで言ってきます)



3.「勉強しなさい」はやる気をそぐ言葉


そういった曖昧な言葉の中で一番最悪だと考えるのが、


勉強しなさい」という言葉です。
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勉強するってそもそもなんだろうと考えると、結構曖昧な言葉だと思います。



私自身も子どもに宿題やりなさいとこれと似たような言葉を言うことがありますが、だいたいやりません。



勉強しなさいって、めちゃくちゃ曖昧だと思います。



よく社会人になったときに



「君は社会人としてもっと勉強した方がいい」と言われますがこれを言われてみなさんは何をしたらいいのかわかるでしょうか?

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だいたいほとんどの人がわからないと思います。


私もよく理解できませんでした。


むしろ逆に勉強した結果怒られたこともあります。


なので勉強の定義というものを一度考えて家族で話してみるといいかもしれません。

もし勉強してほしいなら

一緒に勉強しよっか!

というといいです。

勉強しなさいだと放置されている感じになりますが、

一緒にだとしっかり子どもは見てくれていると感じることができます。


その上で

  • 漢字ドリル〇~〇ページまでやろうか
  • 音読を〇~〇ページまで2回読もうか

といった具合に具体性をつけていくといいかもしれません。

まずは何を勉強するのかkを一緒に考えるところから始めるとよいかもしれません。

4.世の中のほとんどの会社が曖昧な言葉を使っている


世の中のほとんどの会社の上司は曖昧な言葉を使っています。

そこで、それを補填するためにある者が存在します。


マニュアルです。

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新入社員がわからないことがあったとき先輩や上司に聞いてみると人によって回答が違うことがあります。


何が正しいのかわからなくなったときにマニュアルを見ることで再確認することができます。


私も飲食のチェーン店で働いたことがありますが、人によって料理の作り方が違ったことが結構あります。


つくる人によって味にばらつきが出てはいけないのでわからないときはマニュアルを再度確認してやったことがあります。


大きな会社はマニュアルがしっかりしていることが多いです。


先輩や上司でも理解してないことが結構あるからです。


なので新入社員で仕事ができないなと思っていても、上司の伝え方が悪い場合もあるのでそんなに自分を責めないでください。

ただそれを言い訳に怠けてしまうのはいけないので、努力できることは自分で考えて仕事をしていきましょう。

5.まとめ


  • 普段使っている日本語は曖昧な言葉が多い
  • 具体的な言葉を使うと相手に伝わりやすい
  • 勉強しなさいは一番効果ができない
  • 上司や先輩の曖昧な言葉を補填するためにマニュアルが存在する


曖昧で繊細だからこそ日本語はほかの言語には類を見ないような発展を遂げてきた部分もありますが、はたから見るとどういったこと言っているかわからないこともあります。

そこを理解することも大切ですが、わかりやすくする工夫も必要だと思います。